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『矯正』と称した『首のボキボキ』の危険性 🆕

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先日の以下の記事から『首のボキボキ』の危険性をご紹介します。

 

首の痛みでカイロプラクティックの施術を受けた女性、脳梗塞を起こし体が麻痺(米)

(☝️ 2022年7月17日・エキサイトニュースへ

 

このようなことは起きてはならないことなのですが、珍しいことではありません。

 

この記事のカイロプラクターが、どのようなテクニックを使用したのかわかりませんが、おそらく「ロータリーブレイク」または「サービカルブレイク」と呼ばれる(首を捻った際にボキボキと音がする)テクニックだと思います。

 

日本では、厚労省がこれらのテクニックを『患者さんの身体に損傷を加える危険が大きいため、禁止する必要がある手技』と通達しているにも拘らず、整骨院やカイロ、整体などで『矯正』と称しておこなわれています。

 

今回もいくつかの要因が重なってしまった結果だと思いますが、万が一にでも、このような悲惨な結果を招く可能性がある施術は受けるべきではないでしょう。(そもそも、おこなう方が問題なのですが)

 

今回、脳梗塞を引き起こした『椎骨(ついこつ)動脈の解離(かいり)』が、施術の前から存在していたのか、カイロプラクターのアジャストによって発生したのかはわかりませんが、千鳥 ノブさんのような方もいるのです。

 

※動脈の解離は、椎骨以外にも誰にでも起こります。

先日、私の友人は大動脈の解離を起こし救急搬送されましたが、一命を取り留めました。

 

千鳥  ノブさん「右椎骨動脈解離」

(☝️天王寺だい脳神経外科のHPへ)

 

もしもノブさんが、同じような施術を受けていたら、同じような結果になっていたかもしれません。

『椎骨動脈の解離』を確かめるには、医師(主に脳外科医)による診察(検査)しかありません。

 

そもそも。潜んでいるかもしれない危険を確かめることができない者が、このような悲惨な結果を招く可能性がある施術をおこなうべきではないのですが、このような施術をおこなっている者は、厚労省の通達もこの病態(椎骨動脈解離)すらも知らないのでしょう。(あるいは「そんなこと滅多に起こらないよ」と高を括っているのかもしれません)

 

私は(椎骨動脈解離ではありませんが)20年以上前に、ある施術者から施された「首のボキボキ」後の「頭痛と吐き気」を今でも覚えています。。。その後、私もカイロプラクティックに傾倒した時期がありましたが、この苦い経験から「自分は人様には施すまい」と、これらのテクニックは学びませんでした。

 

カイロプラクティックと言ってもさまざまなテクニックがあり、すべてのテクニックが首を回旋する(危険を伴う)ものではありません。

 

 

平成3年には、厚労省から以下の通達が出ています。

 

いわゆるカイロプラクティック療法に対する取扱いについて

 (☝️厚労省のHPへ)

 

近時、カイロプラクティックと称して多様な療法を行う者が増加してきているが、カイロプラクティック療法については、従来よりその有効性や危険性が明らかでなかったため、当省に「脊椎原性疾患の施術に関する医学的研究」のための研究会を設けて検討を行ってきたところである。今般、同研究会より別添のとおり報告書がとりまとめられたが、同報告においては、カイロプラクティック療法の医学的効果についての科学的評価は未だ定まっておらず、今後とも検討が必要であるとの認識を示す一方で、同療法による事故を未然に防止するため必要な事項を指摘している。

こうした報告内容を踏まえ、今後のカイロプラクティック療法に対する取扱いについては、以下のとおりとする。

 

() 禁忌対象疾患の認識

カイロプラクティック療法の対象とすることが適当でない疾患としては、一般には腫瘍性、出血性、感染性疾患、リュウマチ、筋萎縮性疾患、心疾患等とされているが、このほか徒手調整の手技によって症状を悪化しうる頻度の高い疾患、例えば、椎間板ヘルニア、後縦靭帯骨化症、変形性脊椎症、脊柱管狭窄症、骨粗しょう症、環軸椎亜脱臼、不安定脊椎、側彎症、二分脊椎症、脊椎すべり症などと明確な診断がなされているものについては、カイロプラクティック療法の対象とすることは適当ではないこと。

 

() 一部の危険な手技の禁止

カイロプラクティック療法の手技には様々なものがあり、中には危険な手技が含まれているが、とりわけ※頚椎に対する急激な回転伸展操作を加えるスラスト法は、患者の身体に損傷を加える危険が大きいため、こうした危険の高い行為は禁止する必要があること。

 

() 適切な医療受療の遅延防止

長期間あるいは頻回のカイロプラクティック療法による施術によっても症状が増悪する場合はもとより、腰痛等の症状が軽減、消失しない場合には、滞在的に器質的疾患を有している可能性があるので、施術を中止して速やかに医療機関において精査を受けること。

 

() 誇大広告の規制

 

※「頚椎(首)に対する急激な回転伸展操作を加えるスラスト法」=「首のボキボキ(ロータリーブレイクやサービカルブレイク)」です。

 

 

こちらもご覧ください。

国民生活センター

手技による医療類似行為の危害

ー 整体、カイロプラクティック、マッサージ等での重症事例も ー

 (☝️PDFが開きます)

 

私の医療類似行為の危害としましては。

今から30年以上前の話ですが、当時の明らかな知識・技術・経験不足により、患者さんの肋骨を折ってしまったことがあります。

 

 

 

 

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