『筋膜ケア』 の 施術室 しまだ

目から鱗の腰痛教室

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『腰が痛いのは、腰が悪いから』という主旨の説明を受けていませんか?

 

近年、いつまでもよくならない慢性腰痛は、上記のような『脊椎の障害による痛み』と捉えるべきではない と考えられるようになりました。

 

従来のレントゲンやMRIなどの画像を中心にした 目に見える『脊椎の障害による腰痛』から 目に見えない『心と身体の(心身)反応による腰痛』へ 慢性腰痛の考え方は大きく変わりました。 

 

 

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今から30〜40年前までは、欧米でも『腰が痛いのは、腰が悪いから(背骨や椎間板の異常を治す)』という考え方(治療法)が主流でしたが、それでは腰痛患者さんを減らすことはできませんでした。

 

その後、レントゲンやMRIなどの画像では腰痛の有無はわからないこと、トリガーポイント(過敏化した受容器)や心理(不安や恐怖や怒りなど)・ 社会的(仕事や人間関係など)な要因が腰痛の慢性化に深く影響していることが提示され、慢性腰痛に対する考え方(治療法)が変わりました。

 

その結果、『背骨や椎間板の異常を治す治療』から『腰痛に対する考え方を修正することで行動を変えること』に対する治療がおこなわれるようになり、素晴らしい効果が証明されました。

 

しかし、日本は今でも『腰が痛いのは、腰が悪いから(背骨や椎間板の異常を治す)』という考え方(治療法)が主流です。

 

 

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Dr. John Sarno’s career has also been about debunking structuralism in back pain. In 1984, he first wrote:

There is probably no other medical condition which is treated in so many different ways and by such a variety of practitioners as back pain. Though the conclusion may be uncomfortable, the medical community must bear the responsibility for this, for is has been distressingly narrow in its approach to the problem. It has been trapped by a diagnostic bias of ancient vintage and, most uncharacteristically, has uncritically accepted an unproven concept, that structural abnormalities are the cause of back pain.

 

ジョン・サーノ博士の仕事は、腰痛の構造主義を否定することでもあり、1984年に博士はこう書いています。

腰痛ほど、さまざまな方法で、さまざまな医師によって治療されている病気は他にないでしょう。この結論には違和感があるかもしれませんが、その責任は医学界にあると思います。古くからある診断上の偏見に囚われ、最も特徴的なのは「構造的な異常が腰痛の原因である」という証明されていない概念を無批判に受け入れてきたことです。

Dr. John Sarno(1923〜2017):ニューヨーク医科大学臨床リハビリテーション医科学教授

 

 

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腰痛の慢性化は『椎間板ヘルニア』や『脊柱管狭窄症』といった(構造的な異常を腰痛の原因とする)診断名をはじめ、腰痛をめぐるさまざまな常識のウソ(神話)によって、腰痛を『誤解してしまう(させられる)』ことからはじまります。

 

『ヘルニアになってしまった…』

『狭窄症になってしまった…』

腰が悪くなってしまった…』

『動くと痛い(悪くなる)から、動きたくない…』

『もう、治らないかもしれない…』 

『手術するしかないのか…』

 

急性腰痛(ぎっくり腰)が魔女の『一撃』なら、慢性腰痛はいわば『魔法』です。(「診断名の呪い」とも言われています )

 

この魔法はとても強力で、患者さんの脳に不安と恐怖(※ 恐怖回避思考)を植え付け、痛み受容器が過敏化し慢性化(痛みの悪循環)へ導きます。

 

※ 恐怖回避思考:痛みや身体活動(動くこと)は有害(腰に悪い)だから動きたくない、安静にしている、という考え方。

 

痛みや身体(腰)に対して不安や恐怖感が強い状態ほど、さまざまな治療に抵抗し慢性化する確率が高くなることがわかっています。

 

 

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ひとつは『痛みはすべて脳が作り出している』ということ。

 

そして、もうひとつは『痛み(特に慢性痛)は、認知と感情によって鈍ったり鋭敏化したりする』ということです。 

 

1990年代から発達した脳機能画像解析により、痛みは『単なる痛み』から『認知・感情の活動』へシフトしました。

 

痛みは認知と感情の影響を受けやすく、痛みと鎮痛はいわばシーソーのようなバランス関係です。

 

トリガーポイントによる『侵害受容性の痛み』とは区別されます。

 

 

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痛みは、痛み(原因)をどのように理解するかで変化します。

 

痛みに対する誤解や知識不足は、それ自体がインプットとなり不安や恐怖を増大させます。

 

腰痛に対する有効な対処法は、腰痛の知識と理解を深める こと、そして 思考と行動を変える ことです。

 

痛みに対して何をすべきかだけでなく、何が原因で痛みが生じているのかについて、できるだけ多くのことを理解しましょう。

 

痛みは、認知、期待、希望、気分、環境などによって鎮痛されますが、その中でも 認知による鎮痛効果は絶大 とされています。

 

また、心に期待や希望を抱くと、心と身体の機能が活発になり大きな力が生まれます。

  

今まで誰も教えてくれなかった腰痛の知識が、改善の『鍵』となり『力』となるのです。

 

【内容】

脊椎手術を4回も受けた患者さんとの出会い(目から鱗の腰痛教室をはじめたきっかけ)

・腰痛概念の劇的な転換『パラダイムシフト』

・慢性痛の概念にも『パラダイムシフト』

・レントゲンが教えてくれた『腰痛のウソとホント』

・ある整形外科の医師が話してくれた『本音』

・腰痛が慢性化したときに『脳の中で起きていること』

・心の痛みは本当に痛む

・痛みの閾値

・危険な腰痛とは

・腰痛治療においてもっとも効果的な治療法

・高頻度に誤診されている診断

・本物と偽物の神経痛(いわゆる坐骨神経痛について)

・医療者側の問題

・患者さんに生じやすい問題

・腰痛の回復を妨げる強力な因子

・整形外科の医師が腰痛(ヘルニア)になったら⁉︎

 

【対象】

『椎間板ヘルニア』『脊柱管狭窄症』『変形性脊椎症』『分離・すべり症』 などの診断を受けている方

・手術を勧められている(手術を受けたくない)方

・手術を受けたにもかかわらず、再発してしまった

・『腰が痛いのは、腰が悪いから』と思っている方

さまざまな治療を受けても、期待する結果が得られない方

・どのような治療を受ければよいのか、何をしたらよいのか、出口が見えなくなってしまっている方

・ご家族のために腰痛を学びたい方

・腰痛を学びたい施術者の方

 

【参加にあたって】

・他の方が一緒に参加することはありません。

・今までの経緯(何が原因と言われたか?)、腰痛に関して不安なこと、納得できていないこと、ストレスに感じることなど、何でも話してください。

・ご家族(生活を共にする方)と一緒に参加されることをお勧めします。(同じ知識を共有することがとても大切です)

・所要時間は2時間程です。(座位が辛い方は、施術用のベッドに横になっていただいても構いません)

 

【費用】

15,000円

※ ご家族とお二人で参加される場合は 25,000円/2名 です。

 

  

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 ご予約は 

 

042-430-1282 📞

 

または

 

  ネット予約から  

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