腰痛と画像検査
近年、『椎間板ヘルニア(頚椎および腰椎)』『脊柱管狭窄症』『分離症やすべり症』『変形性脊椎症』などの 構造的な異常が、痛みやしびれなどの症状とは必ずしも直結しない(直ちに症状と結びつけることはできない)ことが明らかになってきましたが、今でもレントゲンやMRIなどでみられる構造的な異常所見を症状の原因と捉えがちです。
また、『老化や構造といった不可逆的(元の状態には戻らない)変化が、痛みやしびれの原因です』と説明した方が、思うように改善がみられない慢性症状(痛みやしびれ)に対しては説得力のある説明になりますし、治療(手術)や通院に対する理解や同意が得られやすいこともその背景にあるのではないでしょうか。
以下では、整形外科やペインクリニックの先生方の著書から一部を引用し、その内容にあわせて(私と私が施術した患者さんの)画像を供覧しています。ご参考にしてください。
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