『筋膜ケア』 の 施術室 しまだ

そよ風 note

2023-10-05 21:00:00

腰の痛みと背骨の変形

 

IMG_4047.jpeg

 

供覧しているレントゲンは、慢性的な腰痛でお困りだった女性(69歳)の腰部です。

※ レントゲンは医師の協力により撮影されたものです。

 

ご夫婦でラーメン屋さんを営んでいるが、腰が痛くて立っているのが辛い』『立っていられなくなる』『仕事にならない』とのことだった

 

整形外科、整骨、鍼灸、整体、カイロ、マッサージなど 22ヶ所 に行ったが、期待する効果を得ることができず、私が「23ヶ所目だ」とおっしゃっていた。

 

IMG_4045.jpeg

 

このレントゲン ① は、私が施術を開始した(腰がとても痛い)時のレントゲンです。

 

女性は『整形外科をいくつも行った(いつも同じ説明だった)ので覚えてしまった』と、以下のように私に説明してくれた。

 

:『背骨が変形して、棘のようになっている。』

 ○ 以外も同じように変形しています。これは「骨棘(こつきょく)」と言い、背骨や膝の関節にもよくある変形です。

 

↑:『椎間板が(2ヶ所)潰れている。』

※ これは「椎間板の狭小化」と言います。

 

そして。

 

『これは老化現象なので治らない。痛み止めを飲みながら、うまく付き合っていくしかない。』とのこと。

 

ところが。

 

施術を開始して23ヶ月ほどで改善が見られ、半年後には、ほぼ痛みなく1日立っていられるようになります。

 

IMG_3377.jpeg 

 

本題はここからです。

 

その後、痛みが落ち着いても定期的に施術を受けにいらしていたが

 

施術開始から1年後(腰痛をほぼ忘れた時)の写真が、こちら ② です。

 

      ⇓

 

IMG_4046.jpeg

 

① と比べてみましょう。

 

IMG_4047.jpeg

 

レントゲン ①(腰がとても痛い時  ②(腰痛をほぼ忘れた時)では、複数の医師から腰痛の原因と説明された、背骨の変形と椎間板の狭小化は全く変化(改善)していませんが、痛みは大きく変化(改善)しています。

 

1年経過しているので変形も進んでいるのかもしれませんが、たった1年では分かりません。

 

なぜなら、このような変形は、5年、10年、15年、20年・・・と時間をかけて、少しずつ変化していくからです。

 

この女性も、腰痛がなかった時でも、背骨の変形はすでに始まっていたはずです。

 

背骨と椎間板(特に腰椎)は、程度の差こそあれ、加齢とともに誰でも変形します。

 

IMG_3377.jpeg

 

私も、ご多分に漏れず、背骨は変形し椎間板は狭小化しています。

 

fullsizeoutput_1eb2.jpeg

 

おまけに、その箇所はヘルニアですが、慢性腰痛も脚のしびれもありません。

 

55899D2B-D3FF-4DBC-85EA-86264F88D4CF.jpeg

 

IMG_3377.jpeg

 

加齢による背骨の変形や椎間板の狭小化は、ぎっくり腰や慢性腰痛の原因ではありません。

 

慢性的な腰痛で困っていない方は病院を受診する(レントゲンを撮る)ことがないので、自分の背骨が変形していることを知りません。

 

中年期以降に腰のレントゲンを撮れば「誰でも、それなりの変形がみられる」ということです。