そよ風 note

2025-03-20 18:00:00

Focal Vibration Therapy がもたらす効果

 

FVTは、痛みを和らげるための穏やかで先進的なアプローチです。

 

 

特にトリガーポイント(筋膜性の痛み)や筋肉の緊張(張り感)に対して非常に有効です。

 

 

高周波振動(4710 〜 8310rpm / 79 〜 139Hz)を発生させる専用の機器を使って、4つの周波数と7つの振動パターンを調整しながら、トリガーポイントを(20秒 〜 数分間)集中的に刺激します。

 

 

トリガーポイントの直径は 1cmほど ですが、筋膜が癒着して肥厚している範囲は個人差があります。そのため、ターゲットに合わせて適切なアタッチメントを選択し、より効果的な施術をおこないます。

 

 

◾️振動療法の効果

 

 

FVTをはじめとする 振動療法 には、痛みを和らげる効果に加えて、筋肉を収縮させる効果 と 筋肉の緊張を緩和させる効果 があります。

 

 

・ 20〜50Hzの低周波振動 ⇨  筋肉を収縮させる効果

 

 

 

・ 50Hz以上の高周波振動 ⇨ 筋肉の緊張を緩和させる効果

 

 

振動療法では50Hzを境界線とし、それ以下を「低周波」、それ以上を「高周波」と分類しています。

 

 

低周波(20〜50Hz)の振動 は、脳卒中や脳梗塞による麻痺(腕や脚など)のリハビリに使用され、筋肉の収縮を促します。

 

 

一方、50Hz以上の高周波の振動 は、痛みの軽減や筋肉の緊張緩和を目的として使用されます。

 

 

FVTでは、この周波数帯の振動をより効果的に活用し、症状の改善を目指します。

 

 

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◾️FVT がもたらす効果

 

高周波振動でトリガーポイントを集中的に刺激することで、以下の効果が期待できます。

 

 

1.痛みの緩和(痛みセンサーの感作から脱感作へ) 

 

感作とは:痛みの刺激に対して過敏な状態になることを指し、これが慢性的な痛みの原因となります。

 

 

FVTでは、振動によって痛みセンサーを刺激し、脳への痛み信号を遮断する「ゲートコントロール理論」に基づいたメカニズムが働きます。これにより、痛みの感覚が和らぎます。

 

 

2.筋肉の緊張緩和

 

 筋紡錘や腱紡錘(筋肉や腱にあるセンサー)を刺激することで、筋肉の緊張を緩和し、柔軟性を高めます。

 

 

3.血行促進と酸素供給の向上

 

振動による血管拡張作用によって血液循環が改善され、酸素や栄養素の供給がスムーズになります。これにより組織の回復が促されます。

 

 

4.自然な鎮痛作用(エンドルフィンの放出)

 

振動刺激により、脳内で「エンドルフィン」と呼ばれる自然の鎮痛物質が分泌され、痛みが軽減されます。

 

 

5.副交感神経の活性化とリラックス効果

 

心地よい高周波振動が、自律神経のバランスを整え、副交感神経を優位にします。その結果、以下のようなリラックス反応がみられることがあります。

 

・眠くなる

・呼吸が深くなる

・胃腸の動きが活発になる(お腹がなる・排泄が促される)

・鼻水が出る

 

 

6.睡眠の質の向上

 

痛みやストレスが軽減されることで、深い睡眠を得やすくなり、心と身体の回復をサポートします。

 

 

FVTは、痛みの緩和だけでなく、心身のリラックスや健康維持にも役立つ施術法です。