そよ風 note
2023-10-10 06:00:00
『こころ』と『からだ』その③
『感情』は、自律神経と内分泌系と免疫系を介して、身体的な影響を現します。
その中でも、感情の影響が顕著に表れる神経系の反応は、前回に引き続き『筋肉の収縮』です。
不快な感情を抱くと、首や背中や腰など日常的によく使われる筋肉(特に大きな筋肉)が硬く緊張して痛みを感じさせます。
そして、血管や内臓の筋肉も同様に緊張します。
胃は、感情が身体に現れる代表的な臓器です。
私たちは、胃の具合によっても感情の動きを感じ取っています。
気分良く上手くいっている時は食欲満点ですが、気分悪く上手くいっていない時は食欲が減退します。
また、胃と同様感情の変化を起こしやすい臓器の一つが、長さ8メートルもある腸 (特に結腸)です。
『結腸はこころの鏡』
こころが緊張すると結腸も緊張すると言われています。
その結果起こる症状は、便秘や下痢です。
頭の内外の血管も感情の影響を受けやすく、多くの頭痛の原因になります。