そよ風 note
2024-06-21 20:00:00
筋膜における 『クリープ』
筋膜は『クリープ(ゆっくり動く)』という性質を持っています。
筋膜における『クリープ』とは、負荷のかかった状態では時間の経過とともに形を変えていく性質ですが、筋膜が正常であれば、負荷が取り除かれると元の形に戻ります。
ところが、加齢とともに毎日同じ姿勢を続けたり(デスクワークなど)、同じ動作を繰り返したり(オーバーユース)すると筋膜がそれに順応するように時間をかけて変形して、元の形に戻りにくくなってしまいます。
このような状態になると、筋膜は厚みを増し、滑走性(滑り)が低下します。
これが『筋膜が癒着した状態(タンパク質の増殖)』であり、ここに『トリガーポイント』が形成されます。
筋膜には痛み信号を発信するするセンサー(痛みセンサー)が豊富にあるため、痛みセンサーが発痛物質を感知すると、痛み信号が脳に送られて『痛い…』と感じるのです。
慢性的な腰痛がある人は、腰痛がない人と比べて腰の筋膜(胸腰筋膜)が約25%厚くなり、筋膜の滑走性(滑り)が低下することがわかっています。