そよ風 note

2024-11-06 20:00:00

FBSS

Failed Back Surgery Syndrome :FBSS

『脊椎手術後失敗症候群』

・腰椎の手術を受けたにもかかわらず、腰痛や下肢痛などの症状が持続する患者を指す言葉で、新たな症状が増し加わることもある。

・腰椎手術後の 5~50% に FBSS が発生すると言われている。

・FBSS の治療には、複数回の手術が行われることが多い。

・腰椎手術は、脊椎に不可逆的な(手術する前の状態には戻れない)変化を与えるために、一度手術が行われてしまうとその影響は持続する。

 

・2回目の手術では40~50%が改善し、20%は悪化する。

・3回目の手術では20~30%に有効であるが、25%は悪化する。

・4回目の手術では改善するのは10~20%にとどまり、45%が悪化する。