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『 頭 ・顔・首 』 のトリガーポイントケア
頭や顔や首にも多くの筋肉が存在し、さまざまな要因によってトリガーポイントが形成・維持されることがあります。
トリガーポイントは局所の痛みだけでなく、離れた部位への関連痛や筋肉の張りなど、さまざまな症状の原因になることがあります。
また、筋肉の緊張が持続することで局所の循環にも影響が及び、むくみが現れることもあります。
◾️頭・顔・首のトリガーポイントが形成・維持される要因
・食いしばり・歯ぎしり
・精神的なストレス(怒り・悲しみ・不安)
・仕事や勉強、細かな作業など、何かに集中している時
・睡眠不足
・疲労
などが挙げられます。
食いしばりや歯ぎしりでは、食べ物を噛む働きを担う 咀嚼筋(咬筋・側頭筋・内側翼突筋)に大きな負担がかかります。
筋電図を用いた研究では、精神的なストレスだけでなく、仕事や勉強、細かな作業など、何かに集中している時にも咬筋の筋活動が増加することが報告されていますが、私自身も含め、多くの方は食いしばっている自覚がありません。
咀嚼筋は表情筋(顔の筋肉)や頭・首の筋肉とも筋膜を介して連続しているため、その緊張は頭・顔・首へと広がることがあります。
そのため、首や肩だけに施術を行っても十分な改善が得られずに、頭痛や肩こりなどの不快症状が続いている方も少なくありません。
顔や頭皮も含めて施術することで「頭痛が軽減した」「首や肩が軽くなった」「首が動きやすくなった」といった感想をいただくことがあります。
また、顔の筋肉の緊張が和らぎ、局所の循環が変化し、水分の移動が生じた結果、「顔(フェイスライン)がスッキリした」「目が開きやすくなった」といった感想をいただくこともあります。
「怒り・悲しみ・不安」といった感情は、精神的なストレスを受けた時に現れる反応です。
この喜怒哀楽を表す 表情筋 は20種類以上あり、その多くが 皮膚に付着することで表情をつくる 特殊な筋肉です。
そのため、これらの筋肉が緊張すると、眉間にしわが寄る、口元がこわばるなど表情に変化が現れます。
◾️トリガーポイントが形成されやすい筋肉と起こりやすい症状
・朝起きると顎(頬)が疲れている
・顎関節症に伴う、口の開けづらさや開口時の痛み
・側頭筋の緊張による、頭の両側が締め付けられるような頭痛
・胸鎖乳突筋や僧帽筋の緊張による、慢性的な首・肩こり
・顔全体のこわばりやむくみ
・噛むと顎がだるくなってくる
◾️当施術の目的
当施術では、頭・顔・首などに形成されたトリガーポイントにアプローチすることで、日常生活をより快適に過ごしていただくことを目的としています。
一人ひとりの筋・筋膜の状態を評価し、徒手療法とFVT(Focal Vibration Therapy:局所振動刺激)を組み合わせて施術をおこないます。
『頭・顔・首』のトリガーポイントに対する施術は、 2つのメニューをご用意しています。
・『顔』のトリガーポイントケア(オプション):20分・3,000円
※このメニューのみでのご予約はできません。
「しまだの施術(45分)」に追加していただけるオプションです。
顔の筋肉のこわばりなどが気になる方
・『頭・顔・首』のトリガーポイントケア:45分・5,500円
顎関節症(痛み・開口制限)や食いしばり・歯ぎしりによる不調(首肩こりや頭痛)でお困りの方
頭・顔・首のトリガーポイントを含む筋・筋膜の機能障害に対する施術をおこないます。
顎関節症や食いしばり・歯ぎしりと関係の深い、口の中にある 内側翼突筋 にもアプローチします。
私の右肩痛からわかる 「トリガーポイントがある部位の特徴 」
先日、兄を誘って調布駅近くの「シミュレーションゴルフ」で、約2年ぶりにゴルフをしました。
いそいそと出かけたものの、久しぶりということで軽めに振っていたのですが、トップ(右肩外旋時)での軽い痛みと窮屈さを感じながら9ホールをプレーしました。
スコアと内容はいつも通りの “散々の結果" でしたが、それ以上に痛かったのは、数日後の早朝から始まった「目覚めるほどの右肩痛」でした。
右肩周囲を触診してみると、その痛みに関連すると思われる複数のトリガーポイントと筋・腱の障害が見つかりました。
どうやら、2年ぶりのゴルフが、潜在性のトリガーポイントを “活性化(活動性トリガーポイントへ変化)" させたようです。
中でも「トリガーポイントがある部位の特徴」が顕著だった、上腕二頭筋腱部への施術動画をご紹介します。
動画では「クロスファイバーストローク」と呼ばれる、クリニカルマッサージのテクニックを施術具でおこなっています。
この方法は、筋・腱などの線維組織(ファイバー)が増殖した部位に対して、交差(クロス)するように何度も往復(ストローク)刺激を与えます。
「目覚めるほどの痛み」とともに施術中の「響くような痛み」を自ら経験することで、患者さんが感じている「痛みの質や響き」を自身の体で理解することができます。
トリガーポイントがある部位は浮腫んでいるため、画像のように(私の場合はとてもわかりやすく・・・)盛り上がっています。
そして、施術具でその部位を横切ると、弦を弾いたような「跳ね上がり(スナッピング)」が確認できます。
「トリガーポイントの周囲は浮腫んでいる」ことを、あらためて身を持って確認できました。
また「跳ね上がり」も、トリガーポイントを施術する際によく見られる反応ですが、特にこの部位(私)は、わかりやすいです。
浮腫の範囲や跳ね上がり具合は、部位や症状の程度によって異なりますが、このような部位が施術の重要な対象となります。
これまで2回の施術をおこなった結果
朝の痛みは消失しましたが、筋・腱の障害はまだ残っているため、しばらく施術を継続します。
そしてまた “いそいそと" シミュレーションゴルフに行きたいと思います。
お腹から脚の付け根への施術
施術において、お腹(腹部)から脚の付け根(鼠径部)は、『前腰部(腰の前)』と呼ばれる重要な部位です。
前腰部には、姿勢を支える筋肉であるがゆえに、ぎっくり腰や慢性腰痛、股関節の痛み(トリガーポイント)や硬さ(筋拘縮)の原因になりやすい『腹筋群』や『腸腰筋(腸骨筋・大腰筋)』があります。
ー 姿勢を支える主要な筋肉(姿勢筋) ー
※ すべての姿勢筋に、トリガーポイントや筋拘縮が形成されやすいです。
腰痛や股関節の痛みを抱える多くの方に前腰部の施術が必要となりますが、デリケートな部位でもあるために見落とされやすい傾向にあります。
また、自覚症状がなくても、腰痛の経験や股関節の動きに制限がある方を調べてみると、隠れたトリガーポイントや筋拘縮が見つかることが多いです。
「トリガーポイント プレッシャー リリース」 について
ステンレス製の施術具による安定したアプローチ
ステンレス製の施術具を使用し、 400g〜1kgほどの圧を、30〜60秒間、じっくり・じんわり トリガーポイントにかけていきます。
トリガーポイントの状態によっては、1〜2分ほどかける場合もあります。
圧迫後は、痛みと筋・筋膜の緊張の変化を確認しながら、必要に応じて繰り返します。
トリガーポイントの位置や方向、筋筋膜の緊張度合いなどの情報が、施術具を介して私の手に伝わります。
虚血性(きょけつせい)圧迫 が生み出す液性の流動
血液の流れが悪くなっているトリガーポイントに対して、あえて圧をかけて一時的に血液に量を減少させる『虚血性圧迫』を行います。
30〜60秒間の圧迫後、その圧を解放することで、血液と(その影響を受けていた)リンパが一気に流れ出します。
この『液性の流動(物質が同じ場所にとどまらずに移動すること)』が促されることにより
・痛み物質(ブラジキニン)の排出
・リンパドレナージュ(老廃物や余分な水分の排出)
が起こり、痛みと筋・筋膜の緊張が解放され、筋肉の機能も正常化していきます。
また、虚血性圧迫を行っているときは、過敏化したトリガーポイントほど、響くような「痛気持ちよさ」を感じるとともに、思いもしない部位への響きを感じるかもしれません。
脳で、この「痛気持ちよさ」を感じることにより『エンドルフィン』が放出されて、鎮痛作用が起こります。
エンドルフィンとは、『鎮痛、抗ストレス作用や多幸感などをもたらす脳内物質(幸せホルモン)』です。
デリケートな部位のトリガーポイントにも対応
・腰痛や背中の張りの原因となる『お腹(腹筋)』
・女性患者さんが訴えづらい『股関節(脚の付け根)まわりや臀部(坐骨下)』
など、施術者の手では対応することが難しい部位にも、安全かつ確実に対応します。








