そよ風 note

2024-07-21 18:00:00

坐骨神経痛とトリガーポイント その①

先日、右脚の付け根とひざの痛みを訴える女性が青梅市から来られた。  

痛みの始まりは去年の1月

ある日突然、右脚の付け根が痛くなり歩けなくなってしまったそうだ。

自宅近くの整形外科を受診すると、レントゲンとMRIの結果から

『変形性脊椎症』

『腰椎滑り症』

脊柱管狭窄症』

などの影響(圧迫)による『坐骨神経痛』

と言われたそうだ。

あれから1年半、処方された薬を毎日欠かさず飲みながら、物理療法にも週に3回通っているが

足をひきずらないと歩けなくなり

階段は上れなくなる

布団に寝る時平らに寝られなく

椅子に寝ている状態

とのこと(問診票そのまま)だった。

 

ー 処方された薬 ー

・タ◯ージェ(神経障害性疼痛の薬)

・セレ◯キシブ(非ステロイド抗炎症薬)

・ファモチジン(胃酸の分泌を抑える薬)

 

ー 物理療法の内容 ー

・牽引

・ウォーターベッド

・膝への超音波

 

 月に一度の診察では

「まだ痛いですか?」と顔も見ずに聞かれ

「まだ痛いです」と答えると

薬の量(mg)が増えても痛みが軽減することはなく

今年に入ってからは、同じ質問に対して同じように答えると

「もっときつい薬を出しましょうか?」

「最終的には手術しかありませんので」

と言われるようになったそうだ。

 

まずは『変形性脊椎症』『腰椎滑り症』『脊柱管狭窄症』などは無害の結果であること

『いわゆる坐骨神経痛』は本物の神経痛ではないことを資料を使って説明する。

そして、トリガーポイントを探しながら、膝や股関節の可動域(動き)を調べていると、身体のあちこちがそんなに痛いことも股関節がこんなに動かないことも知らなかった、とのことだった。  

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すべてのトリガーポイントに対して、じっくり・じんわり トリガーポイントプレッシャーリリース をおこなって初回を終了する。

しまだの施術:https://kinji-shimada.com/free/treatment

    

坐骨神経痛とトリガーポイント その②