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2026-10-10 18:00:00
腰痛に関連する筋肉
WHO(世界保健機関)は、腰痛の約90%は、画像検査などでは腰痛を引き起こしている原因を特定することができない『非特異的腰痛』であるとしています。
一方、『特異的腰痛』とは、骨折、感染症、悪性腫瘍 など、腰痛を引き起こしている原因を特定することができるものです。
国際疼痛学会も『レントゲンやMRIで椎間板の変化、骨棘、すべり、脊椎の配列変化などが見つかることがありますが、同じ所見は痛みのない人にも認められるため、画像上の変化だけから「これが痛みの原因です」と判断することはできない』としています。
また、「身体の構造的なずれが腰痛を引き起こす」「悪い姿勢が腰痛を起こす」「背骨は傷つきやすく、保護しなければならない」といった考え方を、腰痛に関する一般的な誤解として挙げています。
そして、慢性的な腰痛は、筋肉や筋膜などの身体的な要因に加え、精神的なストレスや睡眠不足、仕事や家庭環境などの心理・社会的要因が相互に関係する、多因子性の症状である としています。
◾️腰痛とトリガーポイント
トリガーポイントに関する研究では、腰方形筋、脊柱起立筋群、腹直筋、腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)、大臀筋、中臀筋、小臀筋、大腿筋膜張筋、ハムストリングス、内転筋群、腓腹筋、ヒラメ筋 などにトリガーポイントが認められることが報告されています。
ぎっくり腰(急性腰痛)とトリガーポイントの関係を調べた研究は限られていますが、私の臨床経験では、腹直筋、腸腰筋(大腰筋・腸骨筋)、大腿筋膜張筋、内転筋群 などが改善の鍵になると考えています。
◾️腰痛に伴うさまざまな症状
- 朝の起き上がりで腰が痛い
- ぎっくり腰を繰り返している
- コルセットが手放せない
- 前かがみのときは、膝を曲げて腰を落とす
- 長時間座っていると腰が痛くなる
- 立ち上がるときに腰が痛い(すぐに伸びない)
- 顔を洗う姿勢がつらい
- 靴下やズボンを履く動作で腰が痛い(脚が上がらない)
- 中腰で物を持ち上げると腰が痛い
- 腰からお尻にかけて重だるい
◾️腰痛に関連する筋肉
※トリガーポイントは筋肉のどの部位にも生じる可能性があるため、トリガーポイントの位置を「×」のように示していません。






