施術室しまだ

そよ風 note

2026-10-10 18:00:00

膝の痛みに関連する筋肉

膝の痛みには、トリガーポイントが関係するものだけでなく、靭帯や半月板の損傷、感染症など医療機関での診断・治療が必要なものがあります。

 

その中でも、膝が急激に腫れて熱を持ち、発熱を伴う場合や歩けないほどの激しい痛みが現れた場合は、化膿性膝関節炎や痛風、偽痛風 などの可能性がありますので、整形外科などの医療機関を受診してください。

 

◾️画像上の異常(関節の変形)が、痛みの原因とは限りません

 

国際疼痛学会は「変形性膝関節症にみられる画像上の軟骨変性と、患者さんが感じる痛みとの関連は弱く、軟骨の変性がそのまま痛みを意味するわけではない」と説明しています。

 

そして、痛覚の過敏化、筋肉からの関連痛、睡眠状態、心理的要因、肥満や糖尿病など、複数の要因が痛みを強める可能性がある としています。

  

◾️膝の痛みとトリガーポイント

 

旅行などで普段よりたくさん歩いた、坂道や階段の上り・下りが増えた、運動や筋トレ(スクワットなど)を始めた、膝をぶつけたなどをきっかけに、脚の付け根や太もも、ふくらはぎなどのトリガーポイントや筋拘縮が生じることがあります。

 

トリガーポイントに関する研究では、変形性膝関節症の患者さんに「大腿四頭筋、ハムストリングス、大腿筋膜張筋、内転筋群、腓腹筋」などに、トリガーポイントが認められることが報告されています。

 

また、膝の痛みは、膝の内側に感じる方が多くみられますが、その際に確認する部位の一つが、膝の内側にある「鵞足(がそく)」と呼ばれる部分です。

 

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鵞足とは、縫工筋・薄筋・半腱様筋という3つの筋肉の腱が、膝の内側に集まる部分です。

 

3本の腱が集まる形がガチョウの足に似ていることから「鵞足」と呼ばれています。

 

膝の内側に痛みがある場合、鵞足部に圧痛がみられたり、縫工筋・薄筋・半腱様筋などにトリガーポイントや筋拘縮を認めることがあります。

 

◾️膝の痛みに伴うさまざまな症状

 

  • 階段の上り下りで膝が痛い
  • 立ち上がり・歩き始めで膝が痛い
  • しゃがむと膝が痛い
  • 膝の内側・外側・お皿のまわりが痛い
  • 夜、寝ているときも膝が痛むことがある
  • 膝の裏が痛い・伸びきらない

 

◾️膝の痛みに関連する筋肉 

 

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※トリガーポイントは筋肉のどの部位にも生じる可能性があるため、トリガーポイントの位置を「×」のように示していません。

 

症状別に関連する筋肉