『筋膜ケア』 の 施術室 しまだ

そよ風 note

2023-10-01 07:00:00

健康保険の取扱いについて

 

私は柔道整復師の資格を有していますが、肩こりや腰痛などの慢性的な症状(筋膜性疼痛症候群)は、健康保険の対象となる傷性が明らかな原因によって発生する 骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷(肉離れ)などの損傷』には該当しないため、健康保険を利用することができません。

 

柔道整復師による整骨院または接骨院の看板には『各種保険取扱い』と表示していることがありますが、健康保険が利用できるのは以下の限られた場合です。

 

【 健康保険が利用できる場合 

〇 ねんざ・打撲・肉離れの施術

〇 医師の同意がある骨折・脱臼の施術

〇 応急処置で行う骨折・脱臼の施術(応急処置後の施術には、医師の同意が必要)

 

【 健康保険が利用できない場合(全額自己負担)

〇 肩こりや疲労など(疲労回復やリラクゼーション)のための施術

〇 病院で「椎間板ヘルニア」「脊柱管狭窄症」「変形性膝関節症」などと診断された症状に対する施術

〇 負傷(けが)が原因ではない痛み(慢性的な頭痛や腰痛、五十肩やひざ痛など)

〇 「骨盤矯正」や「姿勢矯正」などの施術

 

 

柔道整復師等の施術にかかる療養費の取扱いについて IMG_4063.png

2023-09-30 13:00:00

みなさまからいただいたお声

 

2年に及ぶ腰痛と足のしびれから・・・(70代 男性)

整形外科の先生からは脊柱管狭窄症との診断を受け手術を勧められていましたが、娘の紹介で島田先生のところへ行きました。

正直なところ最初は半信半疑でしたが、島田先生から背骨の変形と痛みの関係を細かに説明していただき納得がいきましたので治療を受けました。

私の場合は2ヶ月ほど治療を受けると、ほぼ痛みなく生活できるようになりました。

先日、整形外科へ行きましたが、痛くないのなら手術はしなくていいと言われました。

これも島田先生の言う通りでした。ありがとうございました。

 

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心と身体は繋がっているということを感じられる施術です。(50代 女性)

いろいろな整体を試してもすぐまた同じ状態になるのですが今回は初めての感覚を味わえたので、少し続けて通ってみたいと思ってます。

 

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施術室はとても綺麗で清潔感がありリラックスできます。(40代 女性)

初めての施術は肩が刺されているような痛みが続いていたのでお願いしました。

施術後に先生から【72時間後に効果がありますよ。】といわれたのですが【本当にこの痛みなくなるんだろうか?】半信半疑で帰ったのを覚えています。

しかし施術から3日後(72時間後)本当に痛みがひきました!先生、疑ってすみませんでした!

そのあとは肩の痛みはもちろん、腰が痛くなった時にも通院させていただいております。これからもよろしくお願いいたします!

 

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肩こりは日常的にあり・・・(40代 女性)

背中が痛くなった時に一時的ケアとして接骨院やオイルマッサージへ行っていたけど、今回初めてこちらに伺いました!

室内はキレイで、先生の人柄も良く、かつ丁寧なカウンセリングから始まり安心できました。

痛いマッサージが苦手なのでどんな治療されるかドキドキしてましたが痛いことはされず、緩やかな施術はとてもリラックスできました!

施術後は、うまく表現できないですが身体がふわっと上にいく感覚でとてもスッキリしました。

慢性的な痛みに対して改善できるかもと初めて思えました。

今後もお世話になります!!ありがとうございました! 

 

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強い力で押されるマッサージばかり行ってたので・・・(40代 女性)

微振動の施術が新鮮でした。施術後、慢性的な胃痛や首の痛みがおさまりとても満足しています。

この状態をキープしたいのでまた伺います!

 

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初めての施術でしたが・・・(50代 女性)

前もって説明をしっかりしてくださったので不安なく受けることが出来ました。

軽い振動でしたが終わった後は温泉から上がった後のような心地よいけだるさで、その日は何となくだるさがありましたが翌日の朝にいつもより体が軽くなっていて効果を実感しました。

お尻の痛みは変わりないですが少し時間が掛かるとおっしゃっていたのでしばらく通わせて頂こうと思います。

ありがとうございました。

 

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翌日はびっくりするほど体が(特に上半身)軽くなり・・・(50代 女性)

こんなに楽な体は何年ぶりだろうと思うくらいでした。

場所によっては丁寧に声を掛けてくださるので安心して受けることが出来ます。

今まで対処療法でどうにかごまかしてきた腰、お尻の痛みを完治させる為にしばらく通いたいと思います!

 

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久しぶりに深い眠りにつけました。(30代 女性)

まだ頭痛だけ少し気になりますが、身体の調子はよくなりつつあります。

あの深くリラックスした感覚が忘れられません。

また気になったらお邪魔したいと思います。

 

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心身共に疲れていたため・・・(40代 女性)

整体や整骨院へ行くより良いかもと思い訪問しました。

先生が丁寧にお話を聞いてくださりカウンセリング、施術についてきちんと説明があり、施術へ入ったので安心して受けれました。

初めて受ける施術でしたが特に違和感がなかったです。お部屋も広くてゆったりしており居心地が良かったです。

頭が軽くなった気がしました。一度ではまだよくわかりませんがまたメンテナンスの一つとしてお願いしたいと思います。

 

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首、肩の痛み(コリ)がひどく・・・

頭痛まで出てしまう症状で長年苦しんでいました。

友人からこちらの先生を紹介されて初めて伺いましたが、丁寧に説明してもらって、好印象でした。

院内も綺麗で、色々な病院や整骨院を回りましたが、こちらは予約制で1対1で受けられ、特別感の高い治療でした。

暫く通ってみようと思います。

 

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ヘルニアで手術を予定していましたが・・・(30代 男性)

先生の話を聞いて信じて施術を受けてよかったです。

おかげさまで手術せずにすみました。ありがとうございました。

 

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2023-09-29 15:00:00

無視され続けた筋膜

 

筋膜 それは忘れられてきた器官

 

その存在をシンデレラのように無視され続けて数十年、筋膜は生命科学の分野の中で突然脚光を浴び始めました。

 

ほとんどの系統解剖学の解剖において事実上廃棄されていた期間、この無色の線維組織は、大部分がつまらない、自力で運動できない包装容器のように扱われていました。

 

この無視にはいくつかの理由がありました。

 

一つは、深層の艶のある筋肉や臓器と比較して、この組織はどこにでもあるけれども他と区別できる明確な境界がなく、無秩序な組織のようにみえる、というところにあります。

 

科学的に軽視されたもう一つのもっと重要な理由は、適切な測定機器がなかったということです。

 

X線撮影では骨を、筋電図では筋を詳細に研究することができましたが、筋膜の変化は測定が困難でした。

 

例えば、大腿筋膜あるいは腰部の筋膜の厚さは通常2mm未満なので、局所的に20%の厚さの増加があっても超音波画像では見分けられないほどわずかです。

 

しかし、施術者の手にかかると容易に触診可能であろうし、自身の動きの中で感じられるであろう増加量です。

 

この不幸な状況は近年大きく変わりました。

 

超音波測定の進歩、同じく組織学の進歩は、結果的に筋膜に関する研究の劇的な増加をもたらしました。

 

臨床現場の施術者である手技療法、物理療法、瘢痕治療、腫瘍学、外科およびリハビリテーション医学など多くの分野の関係者が非常な関心を抱いて、この流れに乗ってきました。

 

 

「スポーツと運動の筋膜」より

https://www.roundflat.jp/products/books/fascia/fascia.html


編著:Robert Schleip and Amanda Baker

監訳:竹内京子

出版社:ラウンドフラット  

 

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施術者の手にかかると容易に触診可能

 

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しまだの施術 IMG_4061.png 

 

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自身の動きの中で感じられるであろう増加量

 

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筋膜の状態が悪くなった時に起こること IMG_4061.png

2023-09-29 14:00:00

感染予防の取り組みについて

 

各位

 

新型コロナウイルスに罹患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

当施術室は『完全予約制のお一人さま施術』ですので、室内で他の方と交わることはありません。

 

施術時はマスク着用、手指の消毒を徹底し、施術に使用する器具やベッド、入口やトイレのドアノブ等、室内各所のこまめな消毒、空気清浄機(Airdog X3s IMG_4063.png の設置、換気などを実施しております。

 

ご不便をおかけすることと存じますが、1日も早く活動的な日々が送れますようご理解、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
  

2020年5月25日    施術室 しまだ

2023-09-29 12:00:00

海外の痛み問題に関するガイド(まとめ)

 

海外の痛み問題「筋膜性疼痛症候群・トリガーポイント」に関するガイドです。

 

ご参考にしてください。

 

 https://www.painscience.com  IMG_4063.png  より

  

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“Myofascial pain syndrome” was first thoroughly studied by Drs. Janet Travell and David Simons. In their explanation of MPS, physical stresses and/or emotional stress triggers a vicious cycle, a trigger is basically a tiny cramp or spasm: a patch of muscle clenches, choking off its own blood supply, resulting in oxygen and nutrient deprivation and stagnant tissue fluids that irritate sensory nerves and perpetuate the cycle.

『筋膜性疼痛症候群』は、ジャネット・トラベル博士とデイビット・サイモン博士によって初めて徹底的に研究されました。博士たちの説明では、身体的ストレスや精神的ストレスが悪循環を引き起こすとしています。トリガーポイントとは、基本的に小さな痙攣やスパズムのことで、筋肉の一部分が固まることです。血液の流れが妨げられることで酸素や栄養分が不足し、組織液が滞って知覚神経を刺激する、というサイクル(悪循環)が繰り返されます。

 

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An appallingly high percentage of doctors and other practitioners are still pretty much out of the loop regarding trigger points,despite their having been written about in medical journals for over sixty years.

 

トリガーポイントについては、60年以上前から医学雑誌に掲載されているにもかかわらず、医師やその他の施術者の中には、いまだに理解できていない人が驚くほど多いのです。

 

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Trigger points are medically neglected because medicine has always had many much bigger fish to fry, and musculoskeletal medicine has only just recently started to get any real attention. Chronic pain with no obvious cause is a relatively unstudied epidemic and not many doctors know what to do with it and don’t even try.

 

トリガーポイントが医学的に軽視されているのは、医学には常にもっと大きな問題があり、筋骨格系の医学が本格的に注目され始めたのはつい最近のことだからです。原因がはっきりしない慢性的な痛みは、比較的研究されていない疫病のようなもので、多くの医師はその対処法を知らず、試しもしないのです。

 

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Most back pain should not be attributed to disk herniations. In many cases, trigger points in cranky lumbar paraspinal muscles are probably a more important factor and a more treatable one. Relieving trigger points may be a way of improving tissue health to the point where nerves are no longer sensitive to minor stresses.

 

ほとんどの腰痛は、椎間板ヘルニアに起因するものではありません。多くの場合、腰部傍脊柱筋のトリガーポイントがより重要な要因であり、治療可能なものです。トリガーポイントを解消することで、組織の健康状態が改善され、ちょっとしたストレスにも神経が敏感に反応しなくなることが考えられます。

 

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Fifty-six patients with uncomplicated lumbar disc prolapse were carefully assessed, finding almost no correlation at all between symptoms and the size and position of the bulge.

There is no direct correlation between the size or position of the disc prolapse and a patient's symptoms. The symptoms experienced by patients should be the primary concern in deciding to perform discectomy.

 

合併症のない腰椎椎間板脱出(ヘルニア)の患者56人を注意深く評価したところ、症状と膨隆の大きさや位置との間にほとんど相関関係は認められませんでした。

椎間板脱出(ヘルニア)の大きさや位置と患者の症状には直接的な相関関係はありません。椎間板摘出術を行うかどうかは、患者が経験する症状を第一に考えるべきです。

 

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Many trigger points seem to reinforce each other : the more there are, the faster they all get worse, and the harder it is to deal with any of them. 

 

多くのトリガーポイントがあると、互いに補強し合うようです:その数が多ければ多いほど、悪化のスピードは速くなり、どのトリガーポイントにも対処することが難しくなります。

 

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People who suffer from excessive muscle pain often have a medical history littered with other conditions that are caused or particularly sensitive to stress (e.g. ulcers, panic attacks, insomnia, irritable bowel syndrome, etc)

 

過度の筋肉の痛み(筋膜性疼痛症候群)に悩む人は、ストレスが原因であったり、特にストレスに敏感な他の疾患(潰瘍、パニック障害、不眠症、過敏性腸症候群など)が病歴に散見されることが多いです。

 

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The number one general category of misdiagnosis for trigger points is probably nerve pain.Referred pain from trigger points particularly leads to the most common of all trigger point misdiagnoses:mistaking trigger points for nerve pain... It all results in a great deal of barking up the wrong trees.

 

トリガーポイントの誤診の第一位は、※神経痛でしょう。トリガーポイントからの反射的な痛みは誤診の中でも最も一般的なもので、トリガーポイントを神経痛と間違えてしまうことです・・・その結果、多くの人がまちがった方向に進んでしまうのです。

 

※「神経痛」とは、いわゆる坐骨神経痛のことです。

 

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Nerve pain is over-diagnosed.

 

神経痛は※過剰診断されています

 

※「過剰診断」とは、その診断や関連した治療が患者さんに利益をもたらす可能性が低い、または必要のない診断が付けられた場合に使用される用語です。

 

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One of the simplest ways to diagnose trigger points is just by elimination : if there is no obvious trauma, then trigger points are more likely to be involved. Obviously there are other possibilities.

 

トリガーポイントを診断する最も簡単な方法のひとつは消去法です。明らかな外傷がない場合は、トリガーポイントが関与している可能性が高いと考えられます。もちろん、※他の可能性もあります。

 

※「他の可能性」とは、悪性腫瘍・リウマチ・脊椎炎などの炎症性の疾患です。

 

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A routine misconception about muscle pain is that it must be caused by “inflammation,” like a burn or a cut. That word is used almost interchangeably with pain, as though anything that hurts is inflamed by definition. By the correct definition, all (acute) inflammation is painful, but not all pain involves inflammation (acute or otherwise).

 

筋肉の痛み(筋膜性疼痛症候群)についての一般的な誤解は、火傷や切り傷のような『炎症』が原因であると考えられていることです。この言葉(炎症)は痛みとほぼ同じ意味で使われており、あたかも痛むものはすべて炎症を起こしているかのように思われています。正しい定義では、すべての(急性の)炎症には痛みを伴いますが、すべての痛みが(急性であるかどうかにかかわらず)炎症を伴うわけではありません。

 

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Since there is probably little or no inflammation involved in trigger points, anti-inflammatories like Aspirin or ibuprofen don’t do much. Anti-inflammatory drugs mostly only work on acutely inflamed tissues,and fail with many other conditions, including trigger points.

 

トリガーポイントにはほとんど炎症がないので、アスピリンやイブプロフェンなどの抗炎症剤はあまり効果がありません。抗炎症剤はほとんどの場合、急性の炎症を起こした組織にしか効かず、トリガーポイントを含む他の多くの症状には効果がありません。

 

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It is when trigger points burst into activity that we have an episode of pain that seems to come “out of nowhere.“The thing is, it didn’t actually come out of nowhere : the trigger point was well developed already. (It just woke up.) It got pushed over a threshold.

 

トリガーポイントの活動が活発になると、痛みが『突然』発生するのです。ただ、いきなりそうなったわけではなく、きっかけはすでにできていたのです。閾値を超えてしまった(目覚めてしまった)のです。

 

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The other major reason that trigger point pain comes “out of nowhere” is that trigger points seem to respond to an incredible array of physical and mental stresses ― so many that there is no way to know, on any given day, whether they will all add up to a problem. 

 

トリガーポイントの痛みが『突然』発生するもう一つの大きな理由は、トリガーポイントが驚くほど多くの肉体的・精神的ストレスに反応するからです。

 

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For many years now, MRI scans have been the ultimate in futuristic medicine. But while these machines are miraculous in some ways, they can be worse than useless for diagnosing low back pain.

 

長年にわたり、MRIは究極の未来型医療と言われてきました。しかし、この機械はある意味では奇跡的なものですが、腰痛の診断には、役に立たないに等しい。

 

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Doctors still overuse MRI to overdiagnose and overemphasize the power of herniations, despite an avalanche of official medical guidelines recommending against a it.

 

MRIを使用しないことを推奨する公式な医学ガイドラインがあるにもかかわらず、医師はヘルニアの過剰診断と過剰強調のためにMRIを使い続けています。

 

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Many people with no pain have all kinds of things “wrong” with their backs, and vice versa. Many problems revealed by scans that seem like “obvious” problems are not.And so the diagnosis and treatment often goes spinning off in the wrong direction.

 

痛みのない人の中には、脊椎に様々な ※「問題」を抱えている人が多く、その逆もまた然りです。スキャンによって明らかになったことの多くは、一見「明らかな」問題のように見えますが、そうではありません。そのため、診断や治療が間違った方向に空回りしてしまうことが多いのです。

 

※「問題」とは、加齢に伴う背骨の変形や椎間板の狭まり、ヘルニア、脊柱管の狭窄 などの構造的な異常のことです。

 

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There are exceptions ― sometimes imaging finds something important ― and that’s why these tests can be appropriate for some kinds of severe and persistent low back pain. But it’s just a generally lousy way to try to figure out why your back hurts.

 

※例外もあります。画像診断で重要なことが見つかることもあります。だからこそ、重度で持続的な腰痛にはこれらの検査が適しているのです。しかし、腰痛の原因を突き止めるには、お粗末な方法です。

 

※「例外」とは、骨折や脱臼、あるいは深刻な病気(癌や感染症、内臓疾患やリウマチなどの炎症性の疾患)のことです。

 

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Why is it so important to actually avoid using X-ray and MRI to diagnose back pain?

First, X-rays and MRIs genuinely spook people ! And nothing is worse for back pain than fear.

Second, imaging often just fails to clarify the situation, or it actually muddies the diagnostic waters.

 

なぜ、X線やMRIを使って腰痛を診断することを避けることが大切なのでしょうか?

まず、レントゲンやMRIは人を怖がらせるからです!腰痛にとって、恐怖ほど辛いものはありません

2つ目は、画像化しても状況が明らかにならなかったり、かえって診断結果が混乱してしまうからです。

 

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Dr. John Sarno’s career has also been about debunking structuralism in back pain. In 1984, he first wrote : There is probably no other medical condition which is treated in so many different ways and by such a variety of practitioners as back pain. Though the conclusion may be uncomfortable, the medical community must bear the responsibility for this, for is has been distressingly narrow in its approach to the problem. It has been trapped by a diagnostic bias of ancient vintage and, most uncharacteristically, has uncritically accepted an unproven concept, that structural abnormalities are the cause of back pain.

 

ジョン・サーノ博士のキャリアは、腰痛の構造主義を否定することでもあり、1984年に博士はこう書いています。

『腰痛ほど、さまざまな方法で、さまざまな医師によって治療されている病気は他にないでしょう。この結論には違和感があるかもしれませんが、その責任は医学界にあると思います。古くからある診断上の偏見に囚われ、最も特徴的なのは「※構造的な異常が腰痛の原因である」という証明されていない概念を無批判に受け入れてきたことです。』

 

※「構造的な異常」とは、 加齢に伴う背骨の変形や椎間板の狭まり、ヘルニア、脊柱管の狭窄 などのことです。

 

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Dr. John Sarno writes : “ it is highly unlikely that a structural derangement could produce pain equal in severity to acute muscle spasm [ by which he meant trigger points ].”

 

ジョン・サーノ博士は『構造的な異常が、急性の筋肉の痙攣(トリガーポイントのこと)と同じくらいの激しい痛みを引き起こす可能性は極めて低い』と書いています。

 

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Trigger points can be forever, in some rotten cases. Pain that lasts far longer than the healing time of any ordinary injury is one of the main things that should make you suspect a trigger point, because injuries get better and trigger points routinely don’t. They are one of the things that drives pain chronicity.

 

トリガーポイントは、よくあるケースで永遠に続く可能性があります。通常の怪我の治癒期間よりもはるかに長く続く痛みは、トリガーポイントを疑わせる主な要因の1つです。なぜなら、トリガーポイントは痛みを慢性化させる要因の1つだからです。

 

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While most injury slowly but surely heals, trigger point pain often overstays its welcome.

 

ほとんどの怪我はゆっくりと、しかし確実に治りますが、トリガーポイントの痛みは、長引くことが多いのです。

 

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Some of those trigger points just won’t respond to sloppier technique. And when mediocre massage tactics meet more severe trigger points, failure is almost inevitable. 

 

トリガーポイントの中には、いい加減な技術では反応しないものもあります。そして、平凡なマッサージがより深刻なトリガーポイントに出会うと、失敗はほとんど避けられません。

 

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「Worst practices in massage therapy」

Massage therapy is like pizza : even when it’s bad, it’s pretty good.Excessive pressure is the most common problem.

 

「マッサージ治療における最悪の行為」

マッサージ治療はピザのようなもので、まずいときでも結構おいしいものです。過剰な圧力は最も一般的な問題です。

 

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There’s rarely any justification for extremely painful massage, unless it clearly produces a better result than gentler treatment ― and that is rarely clear. 

 

激しい痛みを伴うマッサージが正当化されることは、より優しい治療よりも明らかに良い結果をもたらす場合を除いて、ほとんどありません。そして、それが明らかになることは、ほとんどありません。

 

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It’s hard for patients to tell the difference between nasty pain that might be a necessary part of therapy, and ugly pain that is just abusive.Not everything that hurts is therapeutic, but not every therapeutic procedure is painless ! 

 

患者さんにとっては、治療のために必要な痛みと、単なる虐待のような醜い痛みの違いを見分けるのは難しいと思います。痛いことがすべて治療になるわけではありません。しかし、すべての治療方法が痛みを伴わないわけではありません!

 

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Definitely beware of excessively poor results, like feeling too sore and sick after a strong massage.

 

強めのマッサージを受けた後に痛みや体調が悪くなるなど、過度に悪い結果になる場合は絶対に注意してください。

 

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