そよ風 note
FBSS
Failed Back Surgery Syndrome :FBSS
『脊椎手術後失敗症候群』
・腰椎の手術を受けたにもかかわらず、腰痛や下肢痛などの症状が持続する患者を指す言葉で、新たな症状が増し加わることもある。
・腰椎手術後の 5~50% に FBSS が発生すると言われている。
・FBSS の治療には、複数回の手術が行われることが多い。
・腰椎手術は、脊椎に不可逆的な(手術する前の状態には戻れない)変化を与えるために、一度手術が行われてしまうとその影響は持続する。
・2回目の手術では40~50%が改善し、20%は悪化する。
・3回目の手術では20~30%に有効であるが、25%は悪化する。
・4回目の手術では改善するのは10~20%にとどまり、45%が悪化する。
患者さんからいただいたメッセージ
先日の木曜日の朝
『日曜日にギックリ腰になってしまったようで全く治りません。左側がとにかく痛いです。立つのもしゃがむのもキツイぐらいです』
と男性患者さんから連絡をいただく。
その日の午後に来ていただいたが、いつもの笑顔ではない苦笑と前屈みの姿勢と動作から、その辛さがよくわかる 。。。
(私も2回ほど経験していますので 。。。)
施術終わりには『やっぱり来てよかった』と言っていただき、その日の夜に以下のメッセージをいただいた。
※ 患者さんから許可をいただいいて掲載
ご丁寧にありがとうございました。
お役に立ててよかったです。
いわゆる『ぎっくり腰』の場合、電気ビリビリではこのような結果を得ることはできません。
また、もしも牽引療法などをおこなってしまったら、しばらく起き上がれなくなってしまうでしょう…
ギックリ腰は『急性腰痛』とも言われます。
ある日突然に起こる急性の痛みですが、『炎症性(ケガ)の痛み』ではないので即時改善が可能です。
いわゆる『寝違え』も同じです。
すべての炎症には痛みを伴いますが、すべての痛みに炎症を伴う訳ではありません。
腰に電気ビリビリ
先日、ギックリ腰になってからなかなか治らずに困っているという、前屈み気味の姿勢で右脚の運びがスムーズではない男性があきる野市から来られた。
施術前にこれまでの話を伺うと
『昔から腰痛持ちで、整形外科の先生からは背骨が変形していると言われている』
『整形外科で腰に電気をビリビリあててもらっていた』
とのことだった。
ところが、1ヶ月前のある朝、ギックリ腰になってしまったそうだ。
今まではたまにしか行かなかった電気ビリビリも早くよくなりたい一心で毎日通ったが、期待する結果を得ることはできなかったようだ。
あのギックリ腰から1ヶ月経ったが、いまだに
・朝、起き上がる時に腰が痛い
・椅子から立ち上がる時や車から降りて歩き出す時に腰が痛い
・洗顔時(前屈み)やズボンを履く(脚を上げる)時に腰が痛い・脚が上がらない
とのことだった。
男性の訴えからトリガーポイントを探索していくと
◯で囲ってある(トリガーポイントが存在するであろう)部分の緊張と圧痛(飛び上がるほど)がとても強く、男性も腰以外がそんなに痛いことに驚いていた。
患者さんは『腰が痛い』という症状(結果)しか、わからないからです。
『予想通りの部位に予想通りの緊張と圧痛(トリガーポイント)』
前屈み気味の姿勢で右脚の運びがスムーズではないことが頷けた。
この男性の腰痛の原因は『腰が悪い(背骨が変形している)から』ではありません。
この男性に対する施術は、3回(週1×3)で終了した。
腰痛でお困りの患者さんに対して効果の有無も確認しないまま、いつまでも腰に電気ビリビリをあて続けるのは『患者さんのために必要だから』ではなく、電気ビリビリ以外にやることのない『病院(整骨院)のために必要だから』でしょう。
時間つぶし
坐骨神経痛とトリガーポイント その②
前回の施術(坐骨神経痛とトリガーポイント その①)から1週間後(2回目)の昨日。
女性は
『足を引きずらずに歩けるようになって、夜も布団で眠れるようになりました。』
『痛みも大した痛みではありませんでした。』と笑顔で報告してくれた。
そして、一緒に来られているお姉さんは
『今までは足を引きずりながら私の後ろを歩いていたのに、今日は私の前をスタスタ歩いているんです。』
『びっくりしました。』と話してくれた。
この女性が進むべき方向へ導くことができてよかった。
今までは進んではいけない方向へ導かれていたので、あのままでは、とんでもないことになっていただろう・・・
この女性の症状が本当に神経が障害されたことによるもの(本物の神経障害性疼痛)なら、このような結果が出るはずがない。
この結果からも、この女性の「坐骨神経痛」は本物の神経障害性疼痛ではないことがはっきりした。
これから多少の波はあるかもしれないが、トリガーポイントをじっくりと鎮静化していくだけだ。



