そよ風 note
怒りは書いて捨てる
紙とともに去りぬ
〜 怒りを「書いて捨てる」と気持ちが鎮まることを実証 〜
名古屋大学大学院情報学研究科の川合伸幸教授、金谷悠太(研究当時:博士後期課程学生)らの研究グループは、怒りを抑制する方法を新たに発見しました。
https://www.nagoya-u.ac.jp/researchinfo/result/2024/04/post-649.html
【ポイント】
・怒りを抑制する新たな方法を発見・実証した。
・怒りを感じた状況をなるべく客観的に紙に書いて、その紙を捨てるか、※シュレッダーで裁断すると怒りが消失した。
・科学的な事実に基づいた怒り抑制方法として、簡便で効果的な手法を開発した。
◆ 詳細(プレスリリース本文)はこちら
※ シュレッダーのボックスは透明で、バラバラになっていく様子が見えるようにするとよいそうです。
ボックスが透明なシュレッダーを用意しました。
施術に来られた際、遠慮なくお使いください。
怒りを紙に書いてお持ちください。
筋膜を健康にする 『ビタミンC』
筋膜を不健康にするのは糖分の多い食べ物の摂りすぎだけではなく
筋膜を健康にするために不可欠な『ビタミンC』を摂らなさすぎでもあります。
ビタミンCは、コラーゲンを形成するのに不可欠です。
ビタミンCが足りないと、コラーゲンの生産ラインは停止してしまいます。
そして。
ビタミンCは、※骨格筋 の機能維持にも不可欠です。
※骨格筋:骨に沿って付いている筋肉。
骨格筋は、体を動かしたり姿勢を保ったりする際に使われる重要な筋肉です。
通常「筋肉」と呼ぶのはこの「骨格筋」で、およそ400種類の筋肉があります。
【掲載論文】
Vitamin C Is Essential for the Maintenance of Skeletal Muscle Functions
https://www.mdpi.com/2079-7737/11/7/955
ー この論文には以下のことも書かれていました ー
・ビタミンCは、骨格筋に多く存在し、筋肉と骨をつなぐ腱の主成分であるコラーゲン線維の構築に重要な役割を担っています。
・特に、骨と筋肉をつなぐ腱にはコラーゲンが多く含まれているため、ビタミンCが不足するとコラーゲン線維がもろくなり機能しなくなるため、骨格筋の萎縮や身体機能の低下につながります。
・ヒトの骨格筋は体重の約40%を占め、骨格筋には100gあたり3~4mgのビタミンCが含まれています。
・多くの ※脊椎動物 は、ビタミンCを合成する能力を持っていますが、ヒト、非ヒト霊長類(サルの一部)、モルモット、コウモリは、ビタミンCを合成する最後の酵素に複数の変異があるため、ビタミンCを合成することができません。
※脊椎動物:犬や猫、牛や豚、ライオンやゾウ、ニワトリやアヒルなどは、ブドウ糖からビタミンCをつくることができるそうです。
・ビタミンCは骨格筋の機能維持に不可欠であり、ビタミンCの補給不足によって一旦低下した骨格筋の機能も、ビタミンCを補給することで可逆的に回復することができます。
・※血漿中 のビタミンC濃度と運動機能の関係を調べるために、日本在住の高齢女性(70~84歳)957名を対象とした解析をおこなったところ、血漿中のビタミンC濃度と運動機能には相関が認められました。
※血漿(けっしょう):血液から血球(赤血球・白血球・血小板)成分を取り除いた、血液の約半分を占めるうす黄色の液体。
その結果、血漿中のビタミンC濃度は、被験者(検査される人)の筋力(握力)、バランス能力(目を開けて片足で立つ能力)、正常歩行速度と有意な相関があることがわかりました。つまり、血漿中のビタミンC濃度が高い女性ほど、筋力や身体能力が強い傾向にありました。
・ビタミンCの必要量に性差があることは今までの研究によって示唆されていましたが、若い女性のビタミンCの摂取量を1日90mgに増やすべきであり、男性のビタミンCの摂取量は1日75mgと推奨されています。
・ビタミンCは、筋萎縮の治療法として有用であると考えられます。
・加齢に伴う筋萎縮や身体機能の低下を防ぐには、1日に十分なビタミンCの摂取が必要です。
・一般的に成人(15歳以上)の推奨量は100mg /日 と設定されています。(が、実はこれでは足りないのです…)
・妊婦さんは+10mg、授乳婦さんは+45mg、喫煙者は+35mg とされています。
実際のビタミンC推奨量は、1,000mg 〜 5,000mg /日 と言われています。
ですが、2,000mg以上摂取すると、私のように下痢(ビタミンC過剰摂取による唯一の副作用)を起こす場合があるので注意してください。
私は1,000mgのサプリを、1個 /日 飲んでいます。
熱交換のための特殊な血管
寒い時、私たちは無意識に『手のひら』をストーブなどの熱源に向けます。
それは、手のひらには熱交換のための特殊な血管『動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう):AVA(Arteriovenous Anastomoses)血管』があるからです。
心臓から送り出された血液は動脈(太い血管)から毛細血管を経て、静脈を通って心臓に戻ってきますが、動脈が毛細血管に枝分かれする前に静脈と直接つながるやや太い『動静脈吻合(AVA)血管』があります。
毛細血管の役割は酸素や栄養を細胞に運ぶことですが、AVAは『体温調整』が専門の血管で栄養や酸素は運んでいません。
AVAは、手のひら、足では足裏と指、顔では耳やまぶたなどにしかありませんが、1㎠当たり100~600個存在します。
足の裏を冷やすと、体全体が冷えてしまうので、お風呂上がりは靴下などを履きましょう。
寒い時はAVA血管のある部位を温めて、暑い時は冷やしましょう。
筋膜を不健康にする悪者 その④『脱水』
『脱水』
運動は、筋膜に水分を送り込む最良の方法です。
そして、筋膜の健康を保つためには、たくさんの水分が必要です。
しかし、そもそも体内に十分な水分がなければ、筋膜に補給することはできません。
これまで、細胞への水分補給は血液とリンパ液を介しておこなわれると考えられていました。
ところが、フランスの形成外科医(手の外科医)である Jean - Claude Guimberteau(ジャン・クロード・ギンバルトー)医師が、生きた人間の皮膚の下に電子顕微鏡を入れたところ、筋膜はこれまで知られていなかった水分供給システムだったことがわかりました。
通常、筋膜は、ほとんどの水分を保持しています。
しかし、私たちが『隠れ脱水状態(点滴が必要になるような脱水ではありません)』にある時、まずは脳に栄養を与えるために、筋膜を含むどこからでも水分を取ろうとします。
その結果、筋膜に水分の低下が起こると毒素が蓄積し、本来洗い流されなければならない毒素のために、身体はこわばり、痛むのです。
冬は湿度も下がり、空気を乾燥させる暖房(エアコン)も欠かせないため
『隠れ脱水』にご注意ください。
参考文献「FREE YOUR FASCIA」
筋膜を不健康にする悪者 その③ 『糖質』
『糖質』
筋膜を不健康にする食べ物は、過剰に摂取した『糖質』です。
糖質は、体内でタンパク質と結合して『最終糖化産物:AGEs(Advanced Glycation End Products)』と呼ばれる老化物質になります。
AGEsは、筋膜のコラーゲンを架橋結合し(橋をかけたような形で結合する)、硬く変形させます。
そして、筋膜の場合は粘着性(ベタベタ)を増し、滑動性(自由にスライドする運動性)を低下させます。
参考文献には『老化を劇的に加速させる』とも書いてありました。
AGEsは体内で自然に生成されるものですが、筋膜を回復させるためにもっとも大切な第一歩は『砂糖の摂取量を大幅に減らすこと』です。
砂糖入りのコーヒーや糖分が含まれたジュース、ジャンクフード、ケーキやお菓子などは、できるだけ控えましょう。
私も、たまには「かりんとう饅頭」などを買ってしまいますが・・・
『毎日』甘いものを欲している人は要注意です。
怖いけど知りたい…! ジュースに含まれる砂糖の量一覧【管理栄養士執筆】
参考文献「FREE YOUR FASCIA」